弟子檀那中への御状 p177

【御書】
 定めて日蓮が弟子檀那流罪死罪一定ならん少しも之を驚くこと莫れ方方への強言申すに及ばず是併ながら而強毒之の故なり、日蓮庶幾せしむる所に候、各各用心有る可し少しも妻子眷属を憶うこと莫れ権威を恐るること莫れ、今度生死の縛を切つて仏果を遂げしめ給え
(弟子檀那中への御状 p177)

【通解】
 かならずや、日蓮をはじめ弟子・檀那が死罪や流罪になることであろう。すこしもそのことに驚いてはならない。諸方へ強い言葉で(諫状を)書き送ったことは言うまでもない。これも而強毒之(正法を信じない者に、強いて説いて仏縁を結ばせること)のためなのである。その結果については日蓮は覚悟している。
 あなたがたも用心しておきなさい。少しでも妻子眷属のことを思って(臆病になっては)ならない。権威を恐れてはならない。いまこそ苦悩の人生を断ち切って、成仏を遂げるべきである。

コメントを残す

サブコンテンツ