株価反発も上値重い展開に

おはようございます

【金融・為替】
昨日の日経平均は700円強の暴落に見舞われて節目の1万7,000円を割り込み、8月の中国人民元切り下げに端を発した世界的な株安後の安値を更新する展開となりました。中国経済の失速が新興国や世界経済にネガティブな影響を与えることに加えて、欧州ではVWの不正発覚から株安のみならずドイツや欧州ブランドが傷つきました。世界最大のサウジアラビアも原油価格下落から海外で運用する資金を8兆円規模で引上げ、スイスの資源大手グレンコアの信用不安問題が浮上し、日本ではインドネシアで高速鉄道を巡る中国との競合に破れ、新幹線の海外進出の大きな夢が後退しました。

さて、欧米市場では株価が一部に下げ止まる動きながら上値も重い展開となっています。ドル円は119円80銭前後で推移していて昨日の東京市場から40銭程度の円安・ドル高で推移、ユーロは1.125ドルに小幅に反落し、対円は134.7円と小幅高で引けています。ダウは47ドル高の1万6049ドルと小幅反発して1万6,000ドルの節目は死守(日経先物1万7200円に反発)しています。10年債利回りは2.052%に低下しています。地区連銀総裁の発言が今週は続いていますが年内利上げの可能性を示唆するものが多く、10月利上げを読む雇用統計が週末に控えています。

【石油市況】
原由は45.23ドル(+0.80)に反発し、ブレントも48.23ドル(+0.89)に戻しています。9月の消費者信頼感指数が予想外に好調を示し、株価が下げどまる展開に反応を見せた動きと思われます。しかし、その後の時間外では50ドルを下回る動きになっています。

【貴金属市況】
NY金は3日続落して1126.8ドル(-4.8)で引けています。複数の地区連銀総裁から年内利上げの可能性を指摘したり、米景気指標の好調が維持されていることから上値を重いものにしています。一方で減少一途のETFが減少に歯止めが掛かりつつあることや、インドや中国の現物需要の復調期待が下値を支える動きとなっています。本日の円換算は4330円前後になります。

【穀物市況】
穀物市況は小麦が続落も、コーンや大豆は収穫遅れの影響もあり小幅に反発しています。

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