株安の連鎖を米国市場が歯止め役に

おはようございます

国連安保理が開かれている時間帯ですが、日米韓から制裁として石油輸出の禁止も主張しているようです。前回は石炭や鉄鉱石の輸入禁止に中露は応じましたが、石油禁輸は北朝鮮の息の根を止めることにつながり、北朝鮮の暴発懸念もあることから今回は応じにくい状況と考えられます。この問題は最終的にどのようになるのか?事実上の核保有を認めることがあったら日本には脅威と困難が待ち構えることになります。安倍政権には憲法改正を後押しする側面支援となるのでしょうね。

【金融・為替】
ミサイル発射からアジア、欧州と株安・ドル安のリスクオフが続きましたが、米国市場では世界的な株安の連鎖を食い止める展開となりました。ドル円は欧州時間で一時108円20銭台まで円高が進行し年初来高値接近も、辛うじて踏みとどまりその後のリスクオフ後退から現在109円55銭近辺まで戻しています。ユーロも欧州時間には1.2ドル台と2年8か月ぶりの高値を示現し、現在は1.196ドル近辺まで戻しています。ドル指数は同様に一時91.6ポイントまで下落後に現在92.3ポイント前後で推移しています。ダウは2万1865ドル(+56)と安寄り後に反発して引けました。10年債利回りも下落に戻したものの2.136%と前日比ではさらに低下しました。

【石油市況】
原油は46.44ドル(-0.13)に小幅に続落し、ハリケーン・ハービーの被害拡大から製油所の休業から原油在庫の増加観測を引き続き嫌気する動きとなっています。対してブレント相場は地理的な違いやWTI売りブレント買いの裁定取引もあり、本日は反発して52.00ドル(+0.11)で引け価格差は拡大傾向にあるようです。

【貴金属市況】
金は前日に1300ドルの大台拡幅に加えて北朝鮮の地政学のリスク拡大もあり、ドル相場が軟調になったことから続伸し欧州時間で一時1331.9ドルまで上げ幅を拡大させるも、その後はドルが買い戻されるリスクオフ後退に上げ幅を縮めて1318.9ドル(+3.5)に続伸して引けています。このところ減少一途の金ETFに資金が戻ると同時に、NY金の取組高も急増中で資金流入が目立っています。ファンドの買いポジションの異常な拡大は、いざ反対売買に向かう局面が来ると急落につながる可能性があり、買い過剰の解消がいずれ来るものと思われ、RSI70超えもあり近く調整局面が訪れても不思議ないと考えています。本日の円換算は4605円前後になります。

【穀物市況】
穀物相場は大豆とコーンが小幅に続落も、小麦は下げ止まっています。引き続き天候プレミアムははがれて、豊作を織り込みに向かっているようです。

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