税制改革とロシアゲートの強弱混在

おはようございます

【金融・為替】
米国市場では税制改革とロシアゲートいう強弱ふたつの材料が混在、先週末はロシアゲートに一時350ドル急落も、税制改革進展報道に下げ幅を縮めて40ドル安まで復帰、土曜日には上院で可決したことを受けて週明けは一時200ドル超続伸しましたが、引けにかけては上昇幅を削り+58ドルの2万4290ドルとそれでも高値を更新して引け、ネガティブ要因よりもポジティブな材料を反映する値動きとなっています。但し、税制改革の恩恵を受けにくいハイテク株中心のナスダックは1%強下落しています。税制改革法案は今週は両院案のすり合わせが行われる協議が予定され、年内成立に向けた期待が高まっています。ロシアゲートではフリン前大統領補佐官が司法取引に応じた(減刑により捜査に協力)ことから、政権中枢の関わり度合いが関心事となっています。

ドル円は112円40銭前後で推移、ユーロは1.186ドル、ドル指数93.1ポイント前後で推移しています。10年債利回りは2.4%から低下して2.379%となっています。年内は上記のふたつの材料に敏感に反応を示すものと思われ、来週のFOMCでの利上げや声明文、さらにイエレン議長の会見内容も注目、今週から米韓の軍事演習が始まっていて、北朝鮮側のリアクションも注目されます。

【石油市況】
原油は57.47ドル(-0.89)に反落し、ブレント相場は62.45ドル(-1.28)に続落しました。先週でOPECの減産は織り込み、投資家の視線は米シェールに移り週末発表された掘削リグ数が増加して9月並みに増えたことや、シェール企業が今後設備投資を増やすことを嫌気した反応と見られています。

【貴金属市況】
週末にロシアゲートに反発した金は、今度は税制改革の進展を嫌気して反落に転じ1274.3ドル(-4.5)で引けています。引き続きレンジ内にとどまり1300ドルが上傘になりつつあるものの、下も1270ドル前後が堅いといった印象でしょうか!?本日の円換算は4605円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は南米アルゼンチンの乾燥機気味な天候を囃し大豆が続伸していますが、コーンが反落し、小麦は続落するまちまちな展開となっています。世界的に潤沢な穀物在庫が重石となっているものの、投機筋のポジション調整に不安定な市況が続いています。

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