長期金利上昇を株価が嫌気して続落

おはようございます

【金融・為替】
日経平均が5日続落して下げ幅800円余り、アジア・欧州そして米ダウ平均も本日は362ドル安の2万6076ドルと二日間で500ドル超の大幅続落しています。欧州の利上げへの政策転換を巡る思惑から、ドイツなどの債券が売られて長期債利回り上昇の金利高を嫌気する動きが日米にも波及しています。米10年債利回りは2.726%と3年9か月ぶりの高水準となり、日欧の金利も上昇、但し日米の金利差は拡大して通常ドル買い・円売りにより為替は円安指向となるものの、日欧の金融の正常化観測の投機筋のドル売りが続いています。

ドル円は108円80銭近辺で推移、ユーロは1.239ドルとそれぞれ小幅保ち合い、ドル指数も89.2ポイントと保ち合い終始となっています。ダボスでの問題発言をしたムニューシン米財務長官は「長期的に米国の利益にかなう強いドルを望む」と発言して、本日のドル売りは限定的なものとなっているようです。予定されているトランプ大統領の一般教書演説は日本時間の本日午前11時ころの予定です。日本時間明日の午前4時はFOMC声明文の発表も控えています。

【石油市況】
原油は64.50ドル(-1.06)に続落し、本日発表される原油在庫見通しが増加に転じる可能性の高まりや、株安の動きが投機筋の利食い売りを則した模様です。ブレント相場も69.02ドル(-0.44)に続落しています。

【貴金属市況】
金はアジア時間から大幅に続落して一時1332.8ドルまで下落、その後欧州のGDP速報値が堅調な内容となりユーロが反発に転じたことから金もドル安背景に上昇に転じて1347.8ドルまで戻すも、FOMCを控えた利益確定の売りに再び売られて1335.4ドル(-4.9)に3日続落して引けています。ドルの下落基調は追い風のものの、ようやく金利上昇を嫌う反応も見せ始めたようで高値買い付き手仕舞い売りも見られています。株高と同時進行の金高は、株安とともに下落に転じていて、これまでのところ金は安全資産というよりもまるでリスク資産のような反応です!?本日の円換算は4670円前後になります。

【穀物市況】
穀物市場は南米アルゼンチンの乾燥予報を受けて本日も全般に堅調な展開となり、株価や他商品とは異なる動きをしています。

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